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うつ病の症状心と体

うつ病は、気分障害の一種です。うつ病は日常生活に悪影響を及ぼします。うつ病は「心」だけでなく、「体」にも症状があらわれることがあります。体の症状はわかりやすいです。心の症状は人にとって理解にくいです。ここでうつ病の症状詳しく説明します。

心の症状

1.抑うつ気分

気分が落ち込む、特に朝の抑うつ気分が強い

悲しい気持ちになる

憂うつだ

何の希望もない

2.思考力の低下

集中力が低下し、仕事の能率が落ちた

些細な決断ができない

注意力が散漫になって、人のいうことがすぐに理解できない

3.意欲の低下

今まで好きだったことや趣味をやる気になれない

友人や家族と話すのも面倒だし、話していてもつまらない

テレビや新聞をみてもおもしろくない

身だしなみやおしゃれに関心がわかない

体の症状

1.睡眠の異常

眠れない(入眠困難)

朝、目覚ましよりも早く目が覚める(早朝覚醒)

夜中に何度も目を覚ます(中途覚醒)

寝た気がしない(熟眠障害)

2.食欲の低下

食欲がない

何を食べてもおいしくないし、食べるのも億劫

ダイエットをしていないのに、体重が1か月で数キロも減った

3.疲労、倦怠感

からだがだるい

疲れがずっと残っている

ひどく疲れる

からだが重い

4.ホルモン系の異常

月経の不順

勃起の障害

5.他の症状

頭痛(頭に鍋をかぶったようなすっきりしない鈍い痛み)、頭重感

肩、背中、四肢関節などさまざまな部位が痛む

心臓がドキドキする(動悸がする)

胃の痛み

体の不調に加えて、よく考えてみると「毎日が楽しくない」、「何をしてもつまらない」、「とにかく憂うつだ」など、心の症状もある場合は、早めに医師に相談することが大切です。

抗うつ薬の目的・効果

抗うつ薬はうつ病から治療するために不可欠な治療手段。抗うつ薬の目的・効果について、詳しく解説します。

抗うつ薬の目的・効果
抗うつ薬の役割は、脳内環境の調整です。うつ病は、親しい人との死別など、辛く悲しい出来事がきっかけで発症することも少なくありませんが、ただの〝こころの強さ・弱さ“の問題ではありません。病的な気持ちの落ち込みの直接的原因は、バランスを崩してしまった脳内環境にあります。脳内環境を元の状態に戻すために使用されるのが抗うつ薬です。

「内心」という実態のないものに働きかける不思議な薬ではなく、脳内環境を整えるために「脳内の神経伝達系」に働きかける薬だということを正しく知れば、抗うつ薬の必要性が理解できると思います。

抗うつ薬の効果が現れるまで・基本的な服用期間
抗うつ効果が現れるまでには時聞が必要で、個人差はありますが、大体、1~2週間ぐらいかかります。また、抑うつ症状が消えたからといって服用を止めると、脳内環境がまだ自力では整えられない状態のため、再発リスクが高まります。

抗うつ薬は再発防止のためにもしばらく飲み続ける必要があるので、うつの症状が初めて出た時は、大体、半年ぐらいを目安として服用します。うつの症状が何回か再発してしまった人の場合は、より長期間の服用が必要となります。